夏の達の癒しの花。あっつい日差しの中でもきれいに赤く咲いている花。
白いのもある。
その花は、さるすべり、馬酔木。
見に行ったら、小鳥がこっそり花の影に止まってた。
すごい小さい黒と白の鳥。スズメより小さい。巣を飛び立ったばかりかな。
鳥から見たらきっとカメラが迫ってきてびっくり。
巣を飛び立ったら枝に泊まる。
きれいな赤い花。初めて見るけどでも美味しそう。
そしたらなんか私わからない四角い箱が迫ってくる。こっそり別の枝に飛び移る。
知らない世界でも、生まれて初めて見る世界でも、食べるものがわかる見つけられる。怖いものから逃げられる。
翼を開いて好きなところへ飛んでいける。
そんな力を疑うこともない。
どんな花を見つけたら良いのか、どんな虫をかけたらいいのか、どんな枝に止まって、どういう場所で巣を作るのか。
鳥たちは知っている。
今度は木の枝についた苔をつついてみる
ちょっと苦いかもしれない。
ちょっと不安になってくる。仲間と一緒に周りを見る。ちゃんと飛んで巣に戻る。
また明日、もっと遠くに行ってみよう。
サルスベリの鳥を見てたら、私も明日はどっかに行ってみたくなった。